News

2020.02.03

タイの気候と料理を楽しむ

日本では、3月はまだまだ冬です。毎日凍てつくような寒さが続き、厚めの防寒具に手袋は欠かせませんね。しかし、世界には様々な気候が存在するので、日本は真冬の3月でも、今から段々と暑くなっていく国もあります。今回はまさに3月から暖かくなるタイについて、日本とは全く違った季節感を踏まえて紹介していきます。

 

タイの季節は大きく分けて3つ

タイと聞いて思い浮かべる気候と言えば、東南アジア独特の蒸し暑いようなイメージではないでしょうか。実はそのような、一番タイらしい暑さが続く季節は3月から4月にかけてなんです。この時期は暑季といって、タイには日本の四季とは異なり3種類の季節が存在します。残る2つは雨季と乾季があり、雨季は4月から10月で、南国特有の夕立のようなスコールが見られます。乾季は11月から2月の季節で、からっとした気候で過ごしやすい気候になります。

ただでさえ蒸し暑いイメージなタイですが、1年のうち一番暑いのはなんと今からやってくる暑季なんです。タイの旧正月に行われる、ソンクランと呼ばれる水を掛け合うお祭りもこの時期にあり、まさに暑い気候ならではのお祭りですね。この時期は連日40度以上の猛暑日になり、うだるような暑さが続きます。しかし、3月・4月が過ぎれば、今度は雨季に突入します。タイの雨季は日本梅雨のようなシトシト雨が長く続くようなものではなく、スコールといって大粒の雨が30分から1時間ほど降りしきり止みます。梅雨のようなしつこい雨に慣れている日本人からしたら、少し不思議な雨の振り方かもしれません。

 

4月以降はフルーツが美味しい季節!

1年を通して暑い気候で、雨季もある国なら実るフルーツの種類も豊富です。南国の果物と言えば、トロピカルフルーツをイメージする方が多いと思います。中でも、3月から5月の間に旬を迎えるフルーツとしてマンゴーがあります。日本でもポピュラーなフルーツですが、実はタイでは季節によって出回るマンゴーの品種が異なるんです。マンゴーを使ったユニークなデザートとして「カオニャオマムアン」というものがあり、ご飯とマンゴーにココナツミルクをかけて食べます。日本人からすると独特ですがとてもおいしいのでタイへ行った際にはぜひ挑戦してみてください。

このようなフルーツを日本でも味わいたくなったら、タイ屋台999に足を運んでみてはいかがでしょうか。マンゴービールや、グァバジュースなど一風変わったトロピカルな飲み物を堪能することができます。