中野

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2019.10.15

中野で味わうタイ風焼きそばパッシーユ

日本には麺類の料理がたくさんあります。うどんにそば、ラーメン、焼きそばなど麺の打ち方やスープにもこだわりを見ることができます。そんな麺類大国の日本ですが、実はタイにも日本人の舌をうならせるような麺類の料理があります。エスニック料理ならではの味付けのものや、日本人の舌にもすぐに受け入れやすい種類もあるのが特徴です。今回は、その中からパッシーユというタイ風焼きそばを紹介していきます。

 

パッシーユってどんな料理?

パッシーユとは「パット」炒めると、「シーユ」醤油という意味で、そのまま直訳すると醤油炒めという意味になります。タイでパッシーユと頼んで出てくるものは、麺を醤油ベースで炒めた料理が出てきます。タイ風焼きそばというとパッタイをイメージされる方も多いと思います。ですが実は、パッシーユはパッタイが生まれるよりも前からタイ人に親しまれてきた料理なのです。

 

パッシーユと言えば醤油ベースの味付け以外の大きな特徴として、ヤンセイというきしめんのように太い麺が使われていることがあります。このヤンセイはこだわりが強く表れるところで、屋台によって麺の太さが1センチのところから2センチのところまで幅広く、中にはミリ単位での太さにこだわりを持つ人もいるそうです。

 

中野でパッシーユを食べるなら999

ここまで、パッシーユの紹介をしてきましたがパッシーユの言葉の通り、やはりなんといっても使用する醤油の特徴抜きには語れません。味つけの方法としては、下味を黒醤油でつけ、焼きそばソースは白醤油とオイスターソース、ナンプラーを加えたものが基本となります。

 

下味の黒醤油はこのパッシーユを作る上でも、タイ料理全般に関しても欠かせない調味料となっています。この黒醤油はシーユ―ダムとよばれシーユ―が醤油、ダムが黒を意味します。主な原料は大豆ですが、日本の醤油とは少し異なります。砂糖や塩を加えるためドロッとした粘り気があり、甘くコッテリとした味わいになります。

 

また、シーユ―ダムの他にタイでよく使われる醤油としてシーユ-カオがあります。シーユ-カオは塩気が強く、さっぱりとした味つけにしたいときに使われます。こちらは日本の薄口たまり醤油に近い味のため、日本人にも親しみやすい味つけに仕上がります。

 

 このように、シーユ-カオやシーユ―ダムをつかった料理、特にパッシーユなどはタイの雰囲気は残しつつも、日本人にも好まれやすい味です。タイ料理初心者でもすんなりと美味しく召し上がることができます。中野駅付近で、パッシーユを食べたくなったらタイ屋台999(カオカオカオ)中野店へお越しくださいませ。中野駅から少し歩いた所にある999では、タイの屋台の雰囲気を味わえるインテリアで、タイで培った本場さながらの本格的な料理とともに楽しんでいただくことができます。