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2020.03.02

タイにもゴールデンウィークが存在?

 

出会いや始まりの季節である4月が終わり、5月に差し掛かると、日本にはゴールデンウィークがあります。今年のゴールデンウィークは29日の昭和の日から飛んで、憲法記念日の3日から振替休日の6日まであります。日本独自の祝日が重なるためゴールデンウィークという名前になりましたが、実はタイにもゴールデンウィークに似た祝日が重なる期間があります。今回はそんなタイの祝日について紹介していきます。

 

今年は6連休も?

 4月にはソンクラーンなどのタイの国中が盛り上がるイベントがあり、5月は国民の祝日が重なる月となります。今年のタイにある大型連休はなんと、有給を上手い事組み合わせることで最大6連休にもなるそうです。その内訳は、1日のレイバーデイから始まり4日の国王戴冠記念日、6日のウィサカブーチャまで続きます。日本とはまた違ったタイの祝日です。

レイバーデイのレイバーとはlabor(労働者)のための祝日のことであり、日本には無いものの世界で数十カ国が5月1日を休みとしています。国王戴冠記念日は、現在のタイの王様であるラーマ10世が即位した日になります。また、最後のウィサカブーチャは日本語では仏誕節といい、その文字の通りお釈迦様の誕生日のことを言います。その日は誕生日というだけでなく、生誕、大悟、入滅という仏教的にもかなり重要な3つの奇跡が起こった日であり、礼拝の儀式が行われます。

 

禁酒日には注意を

実はこのウィサカブーチャ、祝日なのですが気をつけなければならない事があります。それは仏教国であるタイの祝日で、お釈迦様の徳に対して礼拝の儀式を行う神聖な日となります。そのためタイの国中でお酒を飲むことが法令で禁止され、飲むことはおろかコンビニやスーパーマーケットなどでも買うことができなくなります。また、バーやカラオケなどのお酒を扱うナイトスポットもその日は営業してないことが多くなっています。もしこの時期にタイに行く場合は祝日続きでとても楽しいですが、しっかりと法令は守って過ごしましょう。

タイでは厳かな儀式のため飲酒できませんが、日本にある本格的なタイ料理店であるタイ屋台999では通常通りタイ料理と共にお酒を販売しています。日本もその頃はちょうどゴールデンウィークの真っ最中であったりするので、景気づけに999名物のタワービールやバケツビールを頼んでみてはいかがでしょうか。タイ本場の味と、現地から調達したインテリアで店内のエスニックな雰囲気を感じつつ、料理に合うお酒を飲みに是非タイ屋台999にお越しくださいませ。